NEWS&TOPICS

磁性鍋(楽磁気を含む)の安全性を証明する

電子レンジのマイクロ波が身体への影響があるのではと心配され磁性鍋を選択される例が多い。その反面、磁性鍋が本当にレンジのマイクロ波を100%波長転換しているのかと心配されておられる。
その疑問に対して、検査数値によって明らかにしたい。
日本の電子レンジのマイクロ波漏洩に関する安全基準は、レンジから1m離れた場所で、1mW/㎠以下とされている。
*この安全数値の基準は、EUは日本と同じで、米国では、5mW/㎠以下となっている。
普通の室内でのマイクロ波は、0.03~0.1mW/㎠が検知される。
大型液晶テレビのマイクロ波の漏洩は1m、離れた場所で0.08~0.11mW/㎠が検知される。
電子レンジを使用しないときでもマイクロ波はこの程度が飛び回っている。
普通にレンジを使用したときは、メーカー各社によって数値は異なり、機種によっては日本が決めている数値を超える商品も販売されている。マイクロ波の漏洩の多くは、基盤の周辺と扉の周辺である。庫内の開閉口の窓から漏洩することは少ない。
実験に使用したシャープのRE-T3ではワット数をあげても漏洩に関する数値は同じであった。
最低が0.2mW/~0.5mW/㎠の範囲でワット数は振幅している。
数値の振動範囲の原因は、マグネトロンからの発信の振動に関係なく0.2mW/㎠は基盤から漏れている数値で数値が大きくなるのは、振幅が大きくなるとドアの周辺からの漏洩を示している。その数値が0.5mW/㎠を示している。
この数値は、通常の室内に飛び交っている数値は5倍から7倍である。
ではシャープのRE-T3で磁性鍋を使用したときの数値は
 
0.03mW/㎠~最大で0.2mW/㎠を検知した。
 
このときの最大の数値はレンジの最低数値0.2mW/㎠この数値は電子レンジの基盤から漏れている数値と同じである。磁性鍋は庫内のマイクロ波100%吸収し波長転換していることが証明できる。
ご注意
電子レンジの多くは日本国内で生産されていない。レンジの品質は多機能ではなく、漏洩の確認が求められている。購入時にどの程度漏洩しているのは果たして国内の議順に合格しているのかを確認する必要がある。

気になること、質問なんでも歓迎!お待ちしています!

メールでのお問い合わせはこちらから

ページ上部へ戻る