メタボに効果!磁性鍋で分子ガストロノミー調理の実践

磁性鍋説明会

令和 6年7月11日
1、磁性鍋とは、
 2,磁性鍋の開発に至る経緯と磁性鍋の開発の動機
 3,電子レンジの問題点と利点
 4,磁性鍋の構造とエネルギー効率
 5.磁性鍋の使用上の注意事項
 6.調理道具のエネルギー効率
 7.健康的な調理とは

1,磁性鍋とは、
陶磁器の内面に磁性体面状にを焼結した構造で、レンジのマイクロ波を磁性体が吸収し、磁性共鳴によって、マイクロ波の波長を100%、遠赤外線領域に転換し、発熱する構造で、調理加熱や加熱並びに解凍ができる機能性を有する陶磁器を言う。

2,磁性鍋の開発に至る経緯と磁性鍋の開発の動機
1999年、4月、大阪大学大学院工学課、教授 柳田祥三によって「マイクロ波効果と応用に関するシンポジュウム」を全国のマイクロ波に関する研究機関並びに大学、企業に呼びかけられ、総数100近いグループで、産総研の助成の基に5カ年にわたり実施された。
参加された研究者の分野は、通信工学、レーザー科学、化学及び応用化学、エネルギー及びエネルギー工学、栄養学等であった。参加企業は大手家電メーカーを初めマイクロ波の専門企業等であった。
マイクロ波のエネルギーに関する基礎実験機は、大阪大学工学部、信州大学上田校、物性工学に存在し、基礎実験は、両校において実施できた。
シンポジュウムでは、化学工業の効率化を求めたマイクロ波の実証例が多く、特に触媒反応、化学合成、分解などでは、20時間を必要とした反応時間が数分で可能とする報告が多く見られた。
これらの実証例から、食品には多くのタンパク質を含有しており、レンジ加熱でタンパク質の味覚低下が生じており、その過程で化学物質との反応及び合成などの危険性が生じる可能性があり、世界各地の電子レンジに関する危険性に関する研究データを収集した。
例えば、ロシアでは、レンジの食品加熱は禁止されており、EU諸国では、レンジの普及は比較的少ない。
食品加工に関してレンジ加熱による危険性が見られ、新たなレンジの活用方法について検討した。
電子レンジの普及は既に国内では全家庭の94%を超えており、家電メーカーはその利用課程から新たな研究は期待できない、又大学等の公的助成研究は既存の認証事例から新たな助成金が降りることはほとんど困難であり、自費研究によって行った。

3.電子レンジの問題点と利点
電子レンジに使用されている電磁波は、日本は2.45GHzのマイクロ波に限定されており、広く、携帯電話や自動機器に利用されている。
電子レンジのマイクロ波は、携帯電話の約10万倍から100万倍の出力で利用されている。
そのために、多くの消費者は何とはなく、不安を持って利用されているのが実状で、電磁波恐怖症は意外に多い。
電子レンジの加熱の方法は、マイクロ波による食品分子の分子回転における分子同士の回転摩擦によって昇温する。
マイクロ波加熱の利点は、物質同士の回転摩擦による昇温であり、熱の拡散や輻射熱が少なく、集中的にエネルギーが投下できる。そのためエネルギー効率は大変高い。
しかし、大きな欠点があり、物質の分子摩擦による過程において、蛋白質などの高分子量の物質は、分子構造がこわれ、異形の蛋白質や変性した分子構造を作りやすくなる。
その結果、味覚の変化が生じやすく、酸化が促進されやすい。
又脂質類においては、酸化が促進され、トランス脂肪酸等が増加しやすい。
ビタミン類では、ビタミンE,B12などは分解されやすく、栄養成分の減少が見られる。
夏場のウナギをレンジで加熱すると体力低下を予防するビタミンEやB12の効果の多くは喪失してします。他にもタンパク質アレルギーなどの疾患の原因を作り出している可能性が高い。日本は食物アレルギーの罹患人口は、500万にも600万人とも言われている。
簡便で合理的な加熱方法であるが、安全とは言えない加熱方法でもある。

4.磁性鍋の構造とエネルギー効率
レンジに金属を入れると、スパッタリングが生じ発火する、磁石を入れると暴発し爆発することもある。どちらも入れることか禁止されている。
レンジに磁石を入れると、暴発するほど大きなエネルギーになることを示している。
大きなエネルギーを制御することが次への科学工学である。
フェライトは磁石である。
磁性鍋は、フェライトを20ミクロン程度の粒子の粉末にして、陶磁器の内面に塗布し、焼結している。マイクロ波は陶磁器の外部から輻射し磁性素材の膜に吸収させるとスパッタリングが生じることなく、制御でき、安定しマイクロ波を吸収する。フェライトの面を球面にすると内部で磁性共鳴が生じ内面に向かって熱輻射する。フェライトの構成成分比率差によって熱輻射する波長の領域が選択できる。
磁性鍋は、内面に焼結しているフェライトによってマイクロ波の2.45GHzを遠赤外線の領域250~300GHzの波長に転換し、磁性共鳴による輻射熱で加熱する。
このときの輻射温度は、フェライトのキュリー温度によって制御できる。
低エネルギーの波長2.45GHzから約100倍の数値に同一出力によって転換した。その輻射の波長は、多くの食品が有する吸収波長に整合した波長で輻射し、エネルギー効率を大きく高めた。
この現象は、古典物理学(ニュートン物理学)のエネルギー不変の法則から逸脱しており、量子物理学によって説明できるが、当時の特許申請の審査の過程では、まだ古典物理学から進歩が見られず、受理までに8年を必要とした。
結審は東京高等裁判所によって審査され受理されている。
従来、エネルギー工学や化学工学において、吸収波長に整合する波長を選択し熱輻射する科学的な視点の多くが欠落している。
光のエネルギーは、物質に対して、吸収、反射、屈折、透過の4つの法則がある。
吸収できないエネルギーの多くは無駄なエネルギーで、吸収波長を選択し、熱輻射する方法は多くが選択されてこなかった。
省エネルギーの事案では、今後欠かせない課題である。
エネルギー工学、化学工学、食品加工などの分野の多くは波長選択し熱輻射する事例は大変少ない。
食品加工では、特にタンパク質等は高温になると変性することが多く、殺菌や滅菌の作業と熱処理の温度に矛盾があり、今後は低温下で殺菌処理に広く応用される処理方法である。

5.磁性鍋の使用上の注意点
磁性鍋はレンジ専用の調理道具である。直火での使用は禁止する。
必ずフタをして使用する。
金属容器、ラップや樹脂系の容器を入れて加熱しない。
味覚を整えるのには、レンジの機能、出力を調整することで簡単に使用できる。

6.調理道具のエネルギー効率
調理では、投下するエネルギーに対して食品が何パーセント吸収しているかが大切で省エネの原点である。人類は既に70億人以上が日々3度の調理をしており、エネルギーロスは地球温暖化の大きな原因になっている。

薪やたき火の調理へのエネルギー効率  3~5%
コンロやガス火 10~20%
電気炊飯器             30~35%
IH調理器              30~38%
EUの誘電調理器           30~35%
電子レンジ             50%以上
磁性鍋               50%以上

日本では、台所のエネルギーの多くは、ガス火に依存しており、台所のエネルギー効率は大変悪い、その上に、換気扇や空調のエネルギーを必要としている。
日本のエネルギーは、ほとんどが輸入に依存しており、省エネは、欠かせない課題であるが、台所のほとんど改善されていない。

 

7.健康的な調理とは、
日本料理は、素材の味覚を引き立てる調理法で出汁は、素材を引き立てるために使用する。
オーガニック農産物の選択と同時に健全な調理方法の確立は、欠かせない課題である。
以下
食品加工に使用されている化学調味料、保存剤、酸化防止剤等の摂取をできるだけ避ける。
減塩、減糖、減脂質、
酸化食品摂取減、
糖化食品の摂取源、
過去の調査で女性の乳がんの最大の原因は、界面活性剤による影響が強い。
磁性鍋は、内面からの熱輻射であり、保温性が高く、調理後直ぐに水洗浄で簡単に洗うことが可能である。
洗剤の使用量の減少

磁性鍋はこれらの課題を全て網羅できる調理道具である。

調理で、美味しく仕上げることは科学的であり、調理栄養学の基礎である。

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